★気持ちいい音楽。ーーBRUTUS11/15号
最近、新しい音楽は、洋楽・邦楽を問わず聞くことがなくなっている。
もっぱらiTuneのラジオチャンネル、Smooth Jazz(Tmpa Bay、Smooth Motionなど)ばかり聞いている。
今号は「気持ちいい音楽」の特集。
かつてソフト&メローという言葉が流行ったが、メローで聞いていて心地よい音楽ばかりをセレクトしているようだ。
ちなみに、私にとって今でも心地良い究極の1枚といえば、発表から35年近くたった今日でも、ジョアン・ジルベルトが1977年に発表したアルバム『Amoroso』(邦題:イマージュの部屋)である。
夜眠れない時にかければ、必ず心地よく睡魔に誘われるほどだ。
これはなんといってもストリングスアレンジがクラウス・オガーマンというだけで購入に値するが、プロデューサーがトニー・リピューマ、レコーディングエンジニアがアル・シュミットという“最強のトリオ”の手になる作品である。
このトリオによる同時期の制作といえば、ジョージ・ベンソンの『Breezin’』(76年)、マイケル・フランクスの『Sleeping Gypsy』(77年)など「メロー」な音の極地のような音作りだ。
特にクラウス・オガーマンの存在が欠かせない。
オガーマンといえば、60年代にアントニオ・カルロス・ジョビンとの一連の作品、ビル・エバンス・トリオとの『with SYMPHONY ORCHESTRA』で一躍名を馳せたアレンジャーだ。
こうした音のアレンジャーといえば、デイブ・グルーシン、エウミール・デオダートの方が有名であるが、ストリングスアレンジに関していえば、オガーマンの洗練の極地のような究極のアレンジしかないだろう。
偶然、どこかの店でダイアナ・クラール『LOOK OF LOVE』(2000年)が流れているのを聞いたが、一瞬でオガーマンによるオーケストレーションだとわかるほどだ。
もちろん、制作は“最強のトリオ”だ。
下記のamazonでは、「メローの極地」ともいうべきジョアン・ジルベルト『Amoroso』が視聴できる、楽曲のよさもあるが、どれも極楽に誘うストリングスアレンジだ。
▼BRUTUS11/15号
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▼AMOROSO (イマージュの部屋)
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