★『マーケティングを問い直す時』ーーハーバード・ビジネス・レビュー2011年10月号
「日本は、もはや欧米から学ぶことはない」と自惚れていたのは遠い昔話である。
そのくせ、米から最新の経営戦略、マネジメント、マーケティングの手法が来るとそれをありがたがっている光景を、当時の私は笑っていた。
今日、なさけなくもアジア諸国(韓国や中国など)にも学ばねばならないほど、我が国は劣化してその後塵を拝している。
特にマーケティングについては、一度も欧米がうなる手法を世界で披露したことがない。
90年代半ば、ワン・トゥ・ワン・マーケティング、顧客主義などが喧伝された折、別に目新しくもなく日本では昔から実は実践されてきた、などとうそぶく日本のマーケティング関係者の自覚になさに呆れたことがある。
インターネットの登場以降、マーケティング・コミュニケーションの新しいあり方が提唱されてきた。
ワン・トゥ・ワン・マーケティング、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)、オプト・インによるパーミッション・マーケティング、バズ&バイラル・マーケティング、ブログやSNSに代表されるソーシャルメディア・マーケティングなど変化は激しい。
調査手法も、エスのグラフィーマーケティング、ニューロマーケティング等々。
そうした事態にともない、マーケティングの定義も時代により変遷するが、しかし、それらと「マーケティング本質」は別であることを、我々は肝に銘じておこうではないか。
▼ハーバード・ビジネス・レビュー2011年10月号
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